今発売しているWindows8.1の8インチタブレットは北米で発売されているDell Venue8 Proしかありません。とはいえ、このタブレットと、これから発売されるToshiba Encore、Lenovo Miix2、Acer W4-820は同じようなCPUを使っており（厳密に言えば、Dell Venue8 Proは他３機種のCPUの廉価版ですが）似たような構造ですので、Dell Venue8 Proでどれくらい遊べるか、ということが大体予想できます。
で、このDell Venue8 Proをベンチマークテストに通したところ、PC Mark7の場合にはスコアが2315だったそうです。ちなみにAsusの10インチWindowsタブレットであるT100のスコアは2385だったということで、あまり変わらないことが分かります。というわけで、YoutubeにはT100でゲームをしているレビュー動画がたくさんありますが、T100でできるならDell Venue8 Proでもできる。つまり、他3機種のタブレットでもできる、ということになると予想できます。（http://getab.blogspot.jp/2013/10/dell-venue8-pro.htmlを参照） ただし、メモリはシングルチャンネルになり、遅くなると思いますので、厳密には性能は下がるはずですが。
ではT100でどれくらい遊べるのでしょうか？
YoutubeにはT100でどれくらい遊べるかレビューしている動画がたくさんありますので、その幾つかを抜粋してみたいと思います。
○Grid２ 解像度は800*600でプレイしています。平均30fpsで低くても20fpsは出るようです。
○Grid２ 解像度は1280*720でプレイしています。平均は20fpsで低くても15fpsは出るようです。
○Dirt2 解像度は1280*720で、平均24fpsで最低でも18fpsは出るようです。
こうした実験結果を見てみますと、Windowsタブレットもここまで進化したか、という時代の流れを感じます。オフィス作業だけではなく、エンターテイメント全般も１台のタブレットで楽しむことができる、そんな時代の幕開けとなりそうです。
これから出る８インチタブレットの性能は、先ほども述べたように、T100よりも若干劣るものとなるはずです。CPUは同じでもメモリは別物ですから。とはいえ、これと同レベルのゲームを楽しめるものと予想できます。私は密かにセガサターンのエミュがちゃんと動作してほしいなぁ、と期待しています。日本での発売が楽しみですね。