事前発売されていたかわいそうなカバー |
昨日、米東芝はEncoreの新型Encore2を発表しました。400グラムを切り、10時間駆動し、しかも値段は200ドル以下。それが7月には発売されるわけです。
東芝は200ドル以下で、Windowsソフトウェアが全部活用できるタブレットを開発しました。もはやスマホ用CPUだけで動くWindows RTなんていらないのです。重量が軽く、長時間持ち、そして安い、そういうタブレットを開発するためにWindowsRTは開発されました。しかし、時代は急激に変化し、パソコン用のCPUでも、重量が軽く、長時間駆動し、安いタブレットが作れるようになりました。
去年でしたら、WindowsRTにもまだ分があったかもしれません。8インチタブレットはまだAcer W3しかありませんでした。重量はまだ重く、性能もあまり良くなく、Androidほど安くもありませんでした。去年の夏までにSurface Miniが発表されていたら、バカ売れしたかもしれません。
しかし、去年の末から今年にかけて発売された8インチWindowsタブレットは、軽く、性能が良く、値段もAndroidに近づいてきたわけです。さらに、9インチ未満のOSは無料化され、値段的にもAndroidと張り合えるほどになりました。
そんな中で登場したのが東芝のEncore2です。Microsoftも東芝の値段設定を知っていたのでしょう。Surface Miniの役割はなくなりました。
Surface Miniの役割は、低価格帯タブレットの覇権をAndroidと争い、シェアを広げることでした。しかし、低価格のフルWindows動作のタブレットがAndroidと張り合えることになった以上、もういらない子なんです。
確かにSurface Miniは事前にリークされた情報では、フルHD以上の解像度、スタイラスペン対応、触れずにコントロールできる機能など、高機能なタブレットでした。しかし、アプリが全然ないWindowsRTでどのように活用すると言うのでしょう。
今年は低価格Windowsタブレットと高価格Windowsタブレットが続々と発表されるでしょう。Androidタブレットと同じように、私達は予算と性能から自由にWindowsタブレットを選べます。WindowsRTタブレットは役目を終えるのです(といってもあまり働いていなかったのですが)。
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