定価410円のタッチペン付きボールペンが予想以上に使いやすかったので、レビューしたいと思います。
タッチペンって沢山種類がありますよね。でも今まで「これ」ってものが見つかりませんでした。100円ショップのタッチペンも何本か試してみたのですが、反応が悪くて使えず・・・。けっこう高級なJot Proも友人のを借りて使ってみたのですが、画面にキズがついたり、「言うほど細かく書けるか?」って感じでした。だいたいタッチペンにあんなにお金掛けたくないです。
というわけで、今回ZEBRA
WINGのStylus C1という比較的安めなタッチペンを使って見ました。といっても、メインがボールペンなので、タッチペン付きボールペンと言った方がいいかもしれません。とても使いやすかったので、レビューしたいと思います。
良かった点
1 何よりも、反応が良い!
これに付きます。タッチペンはタブレットとの相性があるのでちょっと心配だったのですが、保護シートが貼ってあるVT484でもキチンと反応してくれます。
Windowsタブレットの宿命ですが、デスクトップアプリを操作するときは、本当に細かいボタンを押さなければなりません。閉じるボタンを押したいのに、最大化ボタンを押してしまう、なんてことも多々あります。しかし、Stylus C1を使えば、細かいボタンにタッチする時も、誤操作なくストレスフリーで操作できます。
描画については、さすがにSurface
ProやVivotab Note8のスタイラスペンには負けますが、メモ程度なら何の問題もありません。
2 なにげに便利なボールペン
タッチペンがあるとはいえ、タブレットでノートを取るってのは、あまり現実的ではありません。やはり紙にペンで書くというアナログな方が早いし、上手に書けるし、柔軟に書けると思います。でも、タッチペンを出して、それからボールペンを出して、っていうのはかなり面倒臭いですよね。そんな面倒臭さも、Stylus C1で解消できます。なにせボールペンがついているので、タブレットも操作しつつ、メモも取ることができるのです。
他のボールペン付きタッチペンでは、ボールペンの書き味があまり良くないのが多くあります。あくまでおまけ扱いです。しかしStylus C1はペンメーカーのゼブラが監修しているタッチペン付きボールペンなので、書き味は抜群です。サラサラーっと書けます。
ただ、書き味が良くても、インクがなくなったら捨てなきゃいけないってのは悲しいですよね。ところがStylus C1はペンの替芯が汎用の4Cサイズなので、4Cサイズの替芯であれば交換できるのです。これって結構うれしいですよね。インクが無くなるのを心配せずに使うことができます。普通の替え芯は黒と青と赤を確認できました。あとジェルインクの替え芯もあるようです。
3 適度なサイズと高級感
長すぎず、短すぎない適度なサイズで、手にしっくりと来ます。金属製で安っぽさも全然感じられません。
4 安さ
400円弱で買えるという安さ。
これだけ良い点を書き連ねて来ましたが、欠点もあります。
ペンの出し入れをペン先の部分で行うのですが、これがちょっと面倒。真ん中の部分でペン先出せればいいなぁ、と思います。
というわけで、いろいろ見てきました。使いやすいボールペン付きタッチペンを探している方も、反応の良いタッチペンを探している方も十分に満足できるタッチペンだと思います。