昨日に引き続き、Windows8.1の8インチタブレットでAndroidを使えるようにするWindroyの導入をしていきたいと思います。
今回はアプリのインストールの仕方と、GooglePlayの導入、そしてフルウィンドウではなくウィンドウモードで動作させる設定の仕方をメモしていきたいと思います。
まずアプリの導入の仕方ですが、とても簡単です。Windroyインストールフォルダを開きます。そのあと、Windroy_root→data→appと開いていき、appフォルダにアプリのapkファイルを放り込みます。そうすると、次回起動時に、そのapkファイルがインストールされた状態で表示されます。とても簡単です。アプリのapk取得については、他のブログを参照してください。
このやり方で、GooglePlayを導入することもできます。Googleで(ヤフーでも何でもいんですが)「com.android.vending-4.5.10.apk」と「GoogleServicesFramework.apk」という2つのAPKファイルを探し出します。そして、それをアプリの導入と同じようにappフォルダに放り込みます。そうすると、次回起動時にGooglePlayが導入された状態で起動されます。ただし、VT484の場合GooglePlayを導入するとエラーが頻発し、Windroyを再起動させないと進めなくなる場合が多々あったので、GooglePlayは消去しました。おそらく、同じようなハードウェア構成のMiix2やVenue 8 pro、W4も同様の結果になるのではないかと思います。
Windroyはまだ不安定なので、起動時に「app_process.exeが停止しました」的なエラーが出て、動作が停止してしまう時があります。そんな時は、コントロールパネル→システム→左側の「システムの詳細設定」→詳細設定タブのパフォーマンスの「設定」から入り、「データ実行防止」からapp_process.exeを追加すると、比較的安定した動作ができるようになります。
では、ウィンドウモードで起動させる設定をメモしたいと思います。
初期段階では、フルウィンドウモードで起動されます。こんな感じに。
設定を行うと、ウィンドウモードで動作できます。こんな感じに。
では設定していきましょう。
コントロールパネル→システム→システムの詳細設定→詳細設定タブ一番下部分の環境変数を選択します。
環境変数ウィンドウが開いたら、新規ボタンを押し、windroy_resolutionと変数名に入力します。変数値はご自分の好みで入力してください。この変数値がWindroyのウィンドウサイズになります。この値は横サイズ×縦サイズです。
値が小さいとスマホモードになります。ある値から(この値が何かは分かりません)タブレットモードになります。スマホモードにすると、タブレットモードにあった戻るボタンやホームボタン、設定ボタンがなくなってしまうので、操作が難しくなります。なので、タブレットモードで動作させることをおすすめします。
VT484の場合は、630×765がちょうどいい感じでタブレットモードになりました。他の8インチタブレットの場合も同じように表示されると思います。このウィンドウサイズが630*765です。
アプリを動作させるとこんな感じになります。
あと、Windroyの無線LANについての注意があります。VT484に導入する場合、なぜか無線LANの設定はできませんが、ブラウザでインターネットを見ることはできますので、タブレット上の無線LANを利用しているようです。ただ、通信できるアプリとできないアプリがあります。
以上早足でしたが、Windows8.1の8インチタブレットでWindroyを試用する方法を記録してきました。使えるアプリが見つかれば、サクサク使え、Windowsタブレットがより便利に使えます。どうぞお試しください。
ちなみにスクリーンショットにも出てきた、楽器のチューニングアプリのDaTuner Liteというアプリも問題なく使用できました。マイクからも音を拾い、問題なくチューニングしてくれます。WindowsRTアプリではチューニングソフトが見つからなかったので、このアプリが使用できるだけでもとても便利になりました。