まず画面分割機能とは何でしょうか？上記写真のように、1つの画面で、2つのアプリを同時に閲覧できる機能のことです。例えば、右画面にWebサイトを表示し、左画面にスケジュールを表示することができます。この機能がないと、いちいちHomeボタンを2度押して、アプリ一覧を出して切り替えたり、3本指でスワイプしたりと面倒くさくてなりませんでした。
マイクロソフトも、iPadに対する対抗CMを打つときには、必ずと言っていいほど、この画面分割機能が欠落していることを指摘してきたものです。画面分割機能がついているのは、Windowsタブレットとサムスン製のAndroidタブレットのみでしたので、この点すごく優位に立っています。
実際Windowsタブレットの画面分割機能はよくできています。デスクトップ画面でウィンドウを左端、または右端に移動させるだけで、半分にウィンドウを表示できます。また、メトロアプリとデスクトップアプリも同時に閲覧することができます。8.1になり、柔軟性も上がりました。ゲタブ管理人がWindowsタブレットを推す最大の理由は、画面分割機能にあったわけです。 iPad Airの使いにくいことといったら・・・ とはいえ、アプリの多さはiOSに分があり、一長一短でしたが。
ところが、数週間前にiOS8のために画面分割機能が開発されていることが明らかになりました。この機能では、ユーザーがテキストが画像をアプリ間でドラッグドロップできる機能が最低限使えるようになるとのことです。
iPad Airにおける画面分割機能のコンセプト動画は以下を御覧ください。
多くのiOSユーザーがこの機能を待望していたと思いますが、残念なことに、NewYorkTimes誌のBrian Chen記者によると、iOS8で期待されている画面分割機能の開発が遅れ、間近に迫っているApple社のWWDCにおける発表が延期されるかもしれない、とのことです。
この機能はiPadで搭載されることは確実なようですが、iPad miniやiPhoneで搭載されるかはまだ分かっていません。
情報元：https://twitter.com/bxchen/status/472105428776914944