HP(ヒューレット・パッカード)は台湾で開始されたComputex2014にて、Split X2の改良版を発表しました。値段は600ドルから。タブレット側にSSDとHDDのハイブリッドストレージを内蔵します。
HP Split x2は、13.3型のファンレスのデタッチャブルPCで、タブレットとキーボードドックを分離させることができます。
CPUはAtom BaytrailかHaswellシリーズCore i3またはi5、メモリは4GBか8GBか選べ、 500GBまでのハイブリットストレージをタブレット部に内蔵します。
重量はタブレット部は1.11キロで、キーボードドックを付属させると、1.95キロとなっています。ちなみに旧型の方は約2.25kgでしたので、300gもの軽量化に成功しています。
厚さはタブレット部は12mm程度で、キーボードドックを着けても25mm程度に収まります。
キーボードドックにはバッテリーを搭載し、より長時間の作業をすることができます。
カラーは、ホワイト、シルバー、レッドから選択することができます。
今回の主な違いとしては、タブレット部にSSDではなく、ハイブリッドストレージを採用していることです。ハイブリッドストレージでは、SSDの書き込み速
さと、HDDの大容量の両方のメリットを得ることができます。とはいえ、容易に想像できることですが、設置スペースの増加と重量増加というデメリットがあ
ります。ところが、今回のSplit X2では、旧型に比べ、大幅なスリム化、重量は1.11キロとそれほどの重量増にはなっていません。
また、AtomCPUもBTOの対象とし、定価を下げたことです。去年旧型が発売された
時は、定価799.99ドルでしたが、今回は600ドルスタートとなりました。以前より200ドルもの値下げです。価格的には購入しやすくなりました。これからAtomやCoreシリーズ含め、より低価格のデタッチャブルPCも発売され、デタッチャブルPCも活気が出てくるものと思われます。
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